鹿島灘はまぐりの種苗生産が始まりました。
2025年5月16日
5月10日に親貝の成熟が確認できたため、12日と14日に採卵し、人工授精させた卵は翌日に孵化しました。
自然界では3%しか存在しない殻が茶色の貝を、放流効果調査をする際の標識とするため、茶色貝同士を交配させて種苗生産を行っています。
令和4年度に開始してから茶色貝の種苗を8割(令和4年度:76%、令和5年度:78%、令和6年度:80.5%)生産できており、標識として有効活用できると期待しています。
令和7年度の鹿島灘はまぐり種苗生産計画は、殻長2㎜・300万個、殻長5㎜・5万個です。

鹿島灘はまぐりの親貝

放卵の様子