アユの受精卵が孵化しました。

2021年11月4日

栽培漁業センターで飼育管理しているアユの受精卵が11月1日(月)に孵化しました。

天然界では、アユは河川中流域で産卵し、孵化した仔魚は川の流れに乗って河口から海へと運ばれます。そして、春まで沿岸域で過ごした後、7~10cmまで育って再び河川に上り、秋に産卵して1年で生涯を終えます。

栽培漁業センターでは、孵化後、淡水の水槽に徐々に海水を足して天然と同様の環境にして、春までの間、海水でアユ種苗を育てます。

今年度は、アユ種苗70mmサイズ・20万尾の生産を目標としています。

アユ種苗(大きさ約7~8mm)